« | »

2014.02.19

永遠の0


オリンピックも佳境ですね。そんな中、先日『永遠の0』を観てきました。ご覧になったみなさんそうだと思うのですが、やはりナカナカ考えさせられる映画でした。

天才的な飛行技術を持ちながら生き残ることに執着し、周囲からは臆病者と酷評された「宮部久蔵」が主人公。彼は最後には特攻で命を落とすのですが、彼の孫が、戦友を訪ね歩くうちにその実像に触れていく、、というストーリーです。
まずはなんと言っても、そのVFXのすばらしさ。空母や戦闘機が、本当はこんな動きをしていたのだ、という驚きの映像が続きます。

正直、突っ込みドコロはいっぱいあるのじゃないか、という話しでもありますけれど、戦争を題材とした物語としてはとても引き込まれましたね。
もっとも印象深かったのは、宮部の孫が、その友人と「特攻は自爆テロか否か」ということで論争する場面です。宮部孫は「特攻は軍事拠点である空母のみを標的としたものであり、無差別に一般人を巻き込むテロとは違う」と主張するのですが、自ら志願する点で共通であると言う友人には、なかなか理解してもらえませんでした。
私は、特攻を無差別なテロとすぐに結びつけるとまでは思いません。しかし、劇中でも示唆されていたように、特攻はあまりにも愚かな作戦であり、そこへ指導していった軍部の狂気は許されないと思います。家族のために生き残ることに執念を燃やしていた主人公が、最後に特攻を志願する理由は明らかにはされませんでしたが、そこをはっきりさせないことで、とりあえずこの作戦を美化しないでいられているでしょうか。特攻の犠牲になった人すべてにも家族はいるのですから。。

原作は未読なので、私も知らない部分が多いのかな。映画の方は、とにかく岡田准一がカッコいい、井上真央はうまいなと思う(ちょっと堅いケド)、染谷将太や新井浩文はいい味あるな、、です。

予告編とりゃ

Comment & Trackback

Comments and Trackback are closed.

shosenさん、「永遠の0」は本で読みました。本を読んだ人によると「映画より本の方がいい」そうです。
まあ、どうしても映画だと色々削除されてしまうのでしょうがないですよね。本では、戦闘シーンが多くちょっと疲れました。太平洋戦争って親も経験しているので興味があるのですが、こういう戦争ものの本や漫画を読むと胸がしめつけられる感じで辛いです。

risaさんありがとうございます
なるほど、それは確かにそうなのでしょうね。映画と原作は別のものとして考えたほうがいい場合もありますし。。
戦争映画はけっこう好きなのですけれど、この映画は戦闘シーンはあまりないですし、そういう意味では見やすい作品でしょうね。