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2011.07.23

ハリー・ポッターと死の秘宝


いやー観に行ってきました。3D吹き替え版です。
7部からなるベストセラー小説を、10年かけて8作として公開。ついに、その最終回がやってきたわけですね。
いくつかのレビューなんか見ても、まずは内容より、変わらぬキャストで10年間撮り続けたことへの評価がなされているようです。私もこれはその通りだと思います。あの、生意気でかわいくて利発な女の子だったハーマイオニーが、怒りっぽいけど芯の強い、とっても魅力的な女性に成長していくのを見るのは、感慨深い(笑 ← なぜ)ですよね♪


このテで、原作も映画も成功したものといえば、『指輪物語』が浮かびます。こちらの映画版はいくつものエピソードをばっさりカットし、アクション色の強いものとしました。『ハリポタ』はその点原作に忠実な方なのかな。うちで唯一この原作を読んでいる2号によると、かなり省略されているようですが。
それでもこの映画が成功したのは、ひとえにキャストのはまり具合によるものと思いますね。(これは役者さんにとっては諸刃の剣でしょうか・・)
 
さてさて、前作は「分霊箱」なるものを探すハリーたちの、苦難の物語でありました。「分霊箱」とは、闇の帝王ヴォルデモートが、自分の魂をいくつかに分けてそれぞれに収納し、さまざまな所に秘匿しているものです。
それによって、ヴォルデモートは、たとえ肉体が滅んでも完全には死滅せず、世界に恐怖を与え続ける存在となるわけですね。ヴォルデモートを真に倒すためには、「分霊箱」をすべて破壊してしまわなければならないわけです。前々作でダンブルドアが、スネイプに殺される前に、そのことをハリーに指示していたので、ハリーはその任務を遂行しようとしているわけです。
そして今作ではいよいよ、ハリーとヴォルデモートとの一騎打ち。ある意味いちばん謎キャラだったスネイプの真意もハリーに伝わり、これまでのいろんなエピソードがつながっていきます。
またこのシリーズでは、登場する大人たちがけっこう複雑な性格をしているところも、スパイスを与えていますよね。スネイプの思い出はもちろん、ヴォルデモートの悲しい子ども時代や、ダンブルドアの冷酷なところなど、意外に思っても共感してしまったりするのではないでしょうか。
 
ところでネタバレになって恐縮ですが、今作で私がどうしても解せないところがあります。
ヴォルデモートの放った「死の呪文」によって、ハリーが仮死状態にまで追い込まれるシーンありますよね。
そのときヴォルデモートは、ハリーが死んだかどうか、ナルシッサ・マルフォイに確認させます(これもナルシッサへの嫌がらせなのかな・・)。ところがナルシッサは、ドラコを助けてくれたハリーへの恩義なのか、ハリーが生きていると気づいても「死んだ」と嘘をつきます。
ここは大きなターニングポイントでしょう。わからないのは、なぜ、ヴォルデモートが自らハリーの死を確認しなかったか、、なんですよね。
ハリーが自分にとっていかに危険な存在なのか、わかりにわかっているはずなのに。闇の帝王よ、あなたはそこでしくじったのですよ。
私がもし側近なら、命を賭して「我が君、どうかおん自らハリーのとどめをお刺し下さい」と進言しますね!
 
しかしヴォルデモートは敗れ、これでぶじに物語は終わりを告げたわけでございます。
まさにLong Story(「話せば長い」)ですね。伏線もいっぱいありますし。(ちなみに私が、作品世界の流れをざっくり見るのにいちばんわかりやすかったのは、ウィキペディアのヴォルデモートの項でした)
作る方も見る方も、それぞれ本当にお疲れさまでしたでございます。
 

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