両祖忌に
- 仏教のこと
- 2008年9月29日 22:07

今日は寒いくらい。もう秋やね・・。気のせいかトンボも、さらに赤く見えます。
さてさて。曹洞宗では9月29日を「両祖忌(りょうそき)」といい、正しい仏法を日本に伝えられ教団の基礎を築かれた、道元禅師と瑩山禅師に供養を申し上げる日となっています。
禅宗に「仏祖正伝(ぶっそしょうでん)」という言葉があります。お釈迦さまより、正しく代々伝わってきている・・という意味で、曹洞宗の基本をなす信仰ですね。
とはいっても、その時代時代の制約を免れ得ないのも、また事実かと思います。また、仏教には「これだけが正しい教え」という教条主義的なところがうすいです。仏教が大きく、ダイナミックに変化しながら、さまざまな人たちの心の支えとなってきたのは、そんな理由からもくるのでしょう。
宗教は人間の営み。いわば生きものであります。
ちょっと抽象的な物言いで恐縮ですが、生きているから正しく伝わり、生きているから変わり続けるわけですね。変わりながら正しく伝わる、、とは、なんとも矛盾ですが、これは仏教のミソだと思いますね。まあ人間はもとより矛盾を内に秘めている生きもの、、ってことで。