「みんなの寺絵日記」が本になった

もう5年以上前になると思うのですが、「みんなの寺」というなんともそそるネーミングのHPを見つけました。浄土真宗本願寺派で得度を受けられた天野がりょうさんと、その奥さんであるわこうさんのお2人が、仙台であたらしくお寺(その名前が、ずばり「みんなの寺」です)を始められて過ごす日々をつづったサイトでした。
巨大なアクセス数。ここは2ちゃんねるか、、とも思われるほどの、莫大な書き込みでうまる掲示板。。
ちょうど私もHPを始めたころ。「おおー、こういうところに出没したら、その縁でうちを見てくれる人も増えるかな・・」という、なんともヨコシマな動機もあってぼちぼちと書き込みしたりし始めました。
ところがそこの魅力のいちばんは、じつはわこうさんが、MSペイントとマウスだけで描かれる絵日記であり、さいしょから私もとりつかれていたのです。
そして、このたび、その絵日記が、なんと本になって出版されることになりました。
お寺での日常をはじめ、わこうさんのミャンマーマニアぶりとか、ご近所中高生たちのユカイな言動とか、飼いネコのいたずらぶりとか、ご出産されたときの激しい陣痛とか、、かなりバラエティに富んだネタを、しかも実際にはつらいだろう話がコミカルに登場してきます。
私とは宗派も違い、またお寺の成り立ちも違うため、外見ではそんなに共通点がないのかも知れないのですが、坊さんであることへの真摯な態度とか、檀家さんや地域で信頼されるお寺の姿とか、夫婦の関係であるとか、、私が見習わなくてはならないことが山ほど隠れているような気がしています。
そして、そんな大上段なことをつゆほども感じさせない、わこうさんの絵の魅力にいろいろ勇気づけられているのですね、きっと。
「みんなの寺」は、後に単立寺院として法人認証を受けられるにいたります。まだこれから、いろんなことが起こって、感激したり苦悩したりされるのだと思います。
そして、私にもいろんなことが起きたとき、おなじお寺の人間として、このお2人のことを思い出すだろうと思っています。
書籍版「みんなの寺絵日記」は、こちらからご注文いただけます。ぜひ、ご覧ください。
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