レッドクリフ(part2)
- 映画のこと
- 2009年5月18日 18:26

えー、見てきちゃいました。あ、まだインフルが大きな話題になる前です・・。
中国の大叙事詩『三国志』のうち、「赤壁の戦い」にのみスポットを当てた映画、『レッドクリフ』の続編でありますー。
前作(そのときの記事)では、曹操率いる魏の大軍が、呉と蜀連合軍(それでも魏の16分の1)と、長江にある赤壁において対峙するところまで描かれていました。
今作はいよいよ戦いの本番です。奇策で大量の矢を調達したり、風の流れを読んで開戦のタイミングを計ったり、降伏を勧めに来た敵将を逆にだまして翻弄したり、、と、有名なエピソードも交えつつ、火炎渦巻く赤壁の戦いのクライマックスになだれ込んでいきます。
引き続き主役は、トニー・レオン周瑜と金城武孔明。もとの『三国志』では、この2人は手こそ組みますが心底から信頼しあうことはありません。戦いの後半では、孔明は、周瑜が自分を暗殺することを察し、早々と戦地を離れていきます。
しかし今映画ではその逆をいき、この2人を互いに尊敬しあう最強コンビにしました。なので、複雑な人間関係がなくなり、シンプルな構図となって、とてもわかりやすい物語になっています。また、女性の観客を意識した、映画だけの設定もあります。
ただ、その分ほかにもある、手を打ってうなるような痛快な挿話が、いくつか省略されていますね。たとえば、曹操の船団をどうやって攻めるかについて、周瑜と孔明がそれぞれの策を手のひらに書いて見せ合うと、どちらの手にも「火」と書かれていたとか、火攻めを成功させるため、老将軍が周瑜に進言して自らを棒で打たせ、曹操へのニセ投降を演出するとか、以前曹操に恩義を受けた関羽に最後の待ち伏せをさせ、義に強い関羽にわざと曹操を見逃せさせて恩を返したりとか。。
今回映画を見たあと、少し「吉川版」や「子ども版」をパラパラめくってみましたら、そんな話ばっかり出てきて、あらためて『三国志』のおもしろさを確認しちゃいました。
映画館は満杯。まあ、「1」見たら「2」も必見ですね。たぶん「2」の方がおもしろい。一般的なハリウッドアクションとは違って、もったいぶったストーリー展開にじらされてたまらんデス(笑)
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