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十二人の怒れる男

十二人の怒れる男 [DVD]
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2009-11-20
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またまたTSUTAYAの100円レンタルです。お彼岸前に借りていて、ヘトヘトの体でやっと見ました(笑)
1957年ですから、50年以上前の作品ですね。モノクロです。

この映画、1時間半くらいの長さで、なんと舞台は会議室の中だけ。せまくて暑い部屋で12人の男達が口角泡飛ばして、ある少年について有罪か無罪か議論を延々続ける話です。

で、それがまた非常におもしろいんですよね。

 
スラム出身の18歳が、父親殺しで逮捕され裁判にかけられます。裁判後、別室で陪審員たちは評決を下すべく話し合うのですが、状況証拠は少年の有罪を示すものばかり。

議論は「有罪で死刑に決まってる。早く終わらせちまおうぜ」というおざなりな雰囲気で始まります。ところがただひとりが無罪を主張。人ひとりの生死をそんなに簡単に決めていいのか、、という問題提起から、俄然白熱したものとなっていきます。

提起をしたその主人公(ヘンリー・フォンダ)も、少年が無罪だと確信しているわけではなく、疑わしきは罰せずという態度なのですね。ただまぁ、そういう目で見ると、絶対だと思われた証言も、本当にそうなのか、証人の思い違いではないのか、、という疑問がもたげてくるわけです。
12人それぞれ、多様な人物設定での大熱演。冷静な人物から偏見に満ちた感情丸出しの人物までバランスいいですね。

 
今、日本でも裁判員制度があります。陪審員とは違いますが、人の運命を握るような非常に責任の重い部分では重なりますよね。この作品では、少年が本当は有罪なのか無罪なのかは語られていません。むしろ、そういうところに関わる人たちの、真摯な態度とはどういうものか、、ということを訴えているように思えました。ひさびさに社会派ってヤツを見てしまいましたよ。

コメント:6

青龍寺和尚 2009年9月25日 05:52

いや、此れは知りませんでした。
一度気にしてみましょう。BSかCSに掛からないかな。

NONNON 2009年9月25日 14:23

日本版で「12人の優しい日本人」っていう作品もありましたね。

個人的には最後まで「あいつは有罪だ」と主張し続けるオジサン、好感持てます。
家出した?息子と満面の笑みをたたえている写真が印象的。

shosen 2009年9月25日 18:33

青龍寺和尚さんありがとうございます
これはおもしろいですよ!
CSだったらどこかでやるのでは。。

shosen 2009年9月25日 18:36

NONNONさんありがとうございます
日本人版は三谷幸喜ですね。(私は未見ですが・・)

かたくなな態度の裏に、なにか引っかかるものがある、、という個人的事情なんかもうまく表現されていましたね。
私は、眼鏡のやりとりがたまらんスリリングでした。

菊花 2009年9月30日 21:36

「十二人の怒れる男」は
2007年にロシア版としてリメイクされました。
ロシア版もなかなか重くて良かったですよ。
TSUTAYAで見かけたら是非。
ついでに、11月には蜷川幸雄演出、中井貴一主演で
舞台化されます。(三谷幸喜版「優しい」ではなくて。)

shosen 2009年9月30日 22:42

菊花さんありがとうございます
おお、ロシア版とかあるのですね。それはノーチェックでした。
機会あれば見てみたいです。
こんなに古い映画なのに、現代に強いメッセージを送り、今でもリメイクされる、、ナカナカな名画ですよね。

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