秋には女性の歌声も
寒くなってきましたね。京都もいよいよ晩秋の趣です。
そんなときはしっとりとした音楽で、身心ほっこりさせたいところ。そこで、大好きな2人をご紹介しまっす。。
王菲(ワン・フェイ-フェイ・ウォン)です。広東語アルバムの売り上げ世界一を誇る、アジア圏を代表する女性歌手ですね。
1989年にデビューして、90年代がいちばん活躍した時代かな。テレサ・テンを敬愛し、それ風のつややかな歌、または王道ポップス、またはアーティスティックで尖った曲など、なんでも歌いこなします。キース・リチャーズが彼女のファンを公言してますよね、たしか。
女優としてもウォン・カーウァイ作品に出たり主題歌を歌ったりしてます。『恋する惑星』が私大好きで、そこから彼女にいってファンクラブに入って(笑)、大阪城ホールの来日公演はアリーナ5列目で見ましたよん。
映像は「曖昧」という曲。ホンマいいメロディやわ・・。歌詞も出てきますし、中国語(広東語)のわかる方は、ぜひごいっしょに・・。
もちろん他にもすっごい素敵な曲、いっぱいいっぱいあります。
2回目の結婚をして、しばらく芸能活動してないな、、と思ってたら、娘が重度の口唇裂であったことで、おなじ障害に苦しむ貧しい子供たちのための基金を、夫と共に立ち上げたりとかしていたのですね。
再び歌う、、の噂も絶えないようですし、この大物の復帰を私も待っています。
こちらはイギリス人。マギー・ライリーという人です。
ソロアルバムもありますが、やはり、この人の場合はマイク・オールドフィールド作品への参加でしょう。映像の「ムーンライト・シャドウ」もそう。
83年発表の『クライシス』に収録されていて、シングルにも切られたはずですね。マイクの代表的な曲だと思います。何年か前、キヤノンのプリンタのCMで、カバーバージョンが使われていたぞ。
これは軽快なポップスという感じも受けますが、じつは、恋人を殺された悲しみを歌った曲なのです。
「月影にさらわれる」という歌詞が、なんか詩的で切ないなぁ。和訳がこちらに出ています。
マギー・ライリーの声は、もうマイクの音楽にぴたっとはまります。彼女も全世界的な成功ではありませんが、たぶんイギリスを中心に、ヨーロッパでは愛されてるだろうなと思います。もしも、ケルト風文化にコンプレックスを持つ人がいたら、それを満たす絶好の声ですね。
フェイは女王様キャラで歌謡曲畑から先端ポップスへ、マギーは肝っ玉母さんキャラ(?)で伝統ポップスからトラッド系へと、それぞれタイプが違いますけど、どちらも伸び伸び歌うさまがほんとうによく似合う。
私の「声だけで許せる」女性版でした、ハイ。