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お父さんが光って見える

ずっと毎週宝塚までお逮夜にお伺いしておりまして。
先週、故人の奥さまから、お子さん(小2)が最近さびしがってしょうがない、、とのお話を聞いていました。

小2というと、、人の死を理解できるか、できないか、、とても微妙な年代でしょうか。いずれにしてもショックであることは間違いないですよね。
一般論として、「自分が悪い子だったからお父さんが死んでしまった」と自責の念を持ったり、「こんどはお母さんが死んじゃうんじゃないか」という不安感を強く持ったり、、ということを聞いたりします。
もちろんそんなことはないよ、、と慰めるわけですが、悲しい感情をどう表現していいのかわからないのだとも耳にします。ああ、でもこれって、大人でも一緒ですよね。
だから、お母さんも子どもの前で無理をせず、「お母さんだって悲しい」と伝えた方がい場合もあるのでしょうね。

 
さてさて今日、「お子さんその後どうですか~?」と聞いてみましたら、「なんかねー、何日か前、横断歩道を渡ろうとしたら向こうに光ってるものが見えて、それがお父さんだったって言うんですよ」と。
「顔は見えないけどお父さんだってわかるって。それで、渡り終えたら見えなくなった」とも。
おおー、これはなんとも興味深いお話ですね。

これをオカルト的に見ちゃって、逆に「そんなの幻覚に近いものだよ」と言っちゃうのはかんたんですね。
でもまあ、坊さんとしてはここは、この体験がその子にとって、またはお母さんやご家族にとってどういう意味を持っているのかを見る必要があるわけですね。

「お父さんと仲良かったんですね」と言ってみると、奥さまなんだか照れた感じで、「なんかニコニコして言ってましたよ」とお答えになります。ああ、彼なりに葛藤しながら生きているんだろうな、、と想像してしまったエピソードでした。

コメント:6

NONNON 2010年3月 4日 20:17

小2のお子さんですか~
お年がまだひとケタですものね。

なんか・・・『小公子セドリック』を思い出してしまいました。

フィクションの世界ではありますが
セドリック(今はセディのほうが有名かな?)も
ごくごく小さい頃にお父さんを亡くしているんですよね~

>お母さんだって悲しい

父が亡くなったとき、中学に入る直前でした。
弟は10才、つまり二ケタの年になったばかり。

「青い顔したお父さんの夢を見た~」と泣いたことがありました。

死に顔を見たからでしょうか。
ショックだったんだと思います。

大切なひとを失くしたら
寂しいし辛いのは自然なこと。

どうして?
早く立ち直らなきゃ!

焦らないでじっくりゆっくり
日々の生活を過ごしていかれますように♪

同じ経験をした者からの祈りです・・・

shosen 2010年3月 4日 22:58

NONNONさんありがとうございます
ううーむ、『小公子』は私も小さいころ読んだ記憶がありますが、
どんなのか忘れてしまったなあ。。
どんな年齢でも、近しい人を亡くすのはそりゃショックなことですよね。
それがうまく表現できなくて、ヘンなところで出てきたりするのも
またあったりしますでしょうし・・。
こういう感情は波がありますし、次第に収まってくるのを待つしかないのかな。
そしていつかは「時が解決してくれた」と言えるときも来るのかも知れません。

こういうとき、やはりNONNONさんのように経験された方のお言葉は、とても真摯ですよね。

青龍寺和尚 2010年3月 5日 10:38

なんとも、何とも…

でも、やはり時が解決するのですね。
この世に残されたものに対しその為の7日毎の亡者供養参りであり、100日の参りであり、1周忌ですから…

shosen 2010年3月 5日 21:16

青龍寺和尚さんありがとうございます
はい、ここはきっちりお逮夜参りにお伺いしています。
ご家族の深い葛藤までは中々踏み入れられませんが、なにか一助になればなぁと。。

ジャック 2010年3月 7日 00:57

お話を聞いて、元気で真っすぐに育って欲しいと願うしだいです。
亡くなられたたお父さんには敵わなくても、愛情を注いでくれる人が
周りに沢山いてくれたら良いですね。頑張れ〜!

shosen 2010年3月 7日 21:56

ジャックさんありがとうございます
ホントに子どもには試練なんだろうな、、と思います。
幸いにもここは、故人のご両親やご兄弟、さらに奥さまのご両親もふくめてとても仲が良いです。
子どもたちの成長を手助けすることによって、悲しみを和らげようとする意識を強くお持ちの感じがします。

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